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沖縄県とサンタクルス州が催し 姉妹提携30年、絆強化


沖縄県とサンタクルス州が催し 姉妹提携30年、絆強化 イベントに参加して感動を共有する出演者ら=オキナワ移住地
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 ボリビアのオキナワ移住地のオキナワ日本ボリビア協会でこのほど、沖縄県主催の沖縄県・サンタクルス州姉妹提携30周年記念イベントが開催された。約250人が来場し、友好関係の絆を深めて今後の交流拡大を願った。
 ボリビア琉球舞踊団と琉球國祭り太鼓ボリビア支部の「かぎやで風」で幕を開け、琉球舞踊「四つ竹」やサンタクルス民族舞踊、エイサー、シンカヌチャー、こども旗頭など、両県の代表的な文化が披露された。
 両県の文化交流を目的に今年1月から練習を重ねた「ダイナミック琉球」では、オキナワ移住地とサンタクルス市から県系人と現地のボリビア人ら36人ほどが参加した。
 踊りはダンスプロデューサーの知念みなみさんが、エイサーは糸満市で活動する竜神太鼓が、それぞれオンラインで指導した。現地指導者兼コーディネーターとしてオキナワ第一移住地在住の安里三奈美さんが携わった。
 イベントでは、在サンタクルス領事事務所の岡本弘所長、サンタクルス県庁経済発展部長のフェルナンド・メナチョ・オルティス氏、オキナワ日ボ協会の中村侑史会長、姉妹提携委員会初代委員長の島袋金丈氏、ボリビア沖縄県人会の比嘉徹会長らが来賓あいさつを述べ、多くの関係者と節目を盛大に祝った。
 (安里三奈美通信員)