【沖縄】沖縄の在来植物や有用植物を利活用するNPO法人沖縄有用植物研究会(牧野洋二理事長)主催のスイートキャッサバ芋料理試食会が3月31日、沖縄市農民研修センターで開かれた。タピオカの原料として知られるキャッサバ芋は沖縄でも古くから栽培されている。ビター(苦味種)に比べ毒性の少ないスイート(甘味種)を使用し、会員で料理人の新崎学さんが調理レシピを考案。スパイスカレー炒めやカラキを混ぜたもち揚げ団子などの料理5種を披露した=写真。
新崎さんは「里芋やジャガイモに比べると粘り気があるので、調理法により幅広く活用できる。表皮を剝がし、ゆでて下ごしらえをした上で、真空パックや冷凍することで流通も可能」と述べた。
牧野理事長は「乾燥土壌や高温条件においても適応して栽培も簡単。収穫量も多くコスパが良い。調理方法も簡単でおいしいので、皆でキャッサバ芋の儀間真常になりましょう」と呼びかけた。 (喜納高宏通信員)
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キャッサバ芋で試食会 沖縄有用植物研究会
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琉球新報朝刊
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