有料

旅行でお世話、能登に恩返し 宜野座 バザー開催、義援金9万円


旅行でお世話、能登に恩返し 宜野座 バザー開催、義援金9万円 能登半島地震災害義援金チャリティーバザーを開催した主催者の山城悦子さん(前列中央)ら =宜野座村の「道の駅ぎのざ」
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宜野座】宜野座村の「道の駅ぎのざ」でこのほど、宜野座村の「クラフトバンド手作りゆんたく会」が主催し、「能登半島地震災害義援金チャリティーバザー」が開催された。
 バザーには、同愛好会が活動を通じて制作したクラフトバンドの作品や各家庭から提供されたさまざまな品物が出品された。品物の購入はせずに義援金だけを寄付する外国人の姿もあった。村内の防災無線のみでの告知だったが、多くの来場者でにぎわい、予想を大きく上回る9万9665円の義援金が寄せられた。
 主催者の山城悦子さんは「能登半島は、私たち愛好会が旅行し、温かなおもてなしを受けた思い出の地。震災後、ずっと心を痛めていた。少しでも私たちにお役に立てることがあればとバザーを企画した。皆さんの協力で大成功し、うれしく思う。今後も作品制作に励み、バザーを行いたい」と感慨深げに話した。
 義援金は共同募金会を通じて全額、能登半島地震の被災地に届けられた。 (池辺賢児通信員)