有料

村内3小の6年生が交流 今帰仁、中学で一緒、名刺交換も


村内3小の6年生が交流 今帰仁、中学で一緒、名刺交換も 浜下り行事を通じ浜辺で交流を深めた村内3小学校の6年生ら =4月11日、今帰仁村村民の浜
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【今帰仁】今帰仁村内の天底小学校(我那覇隆校長)の6年生24人、今帰仁小学校(小波津京子校長)の同45人、兼次小学校(上間久仁校長)の同24人は旧暦の3月3日に当たる4月11日、沖縄の年中行事の浜下り(ハマウリ)体験を通じて村民の浜で笑顔で交流を深めた。
 参加児童は波打ち際で足を付けながら、友人と互いに笑顔で海水をかけ合ったり、少し早い海水浴を楽しだりしていた。
 3小学校は中学で一緒になるので、自己紹介用の名刺を10枚ずつ作成。名刺には名前と好きなスポーツやイラストなども描かれ、名刺交換の指導を受けた児童は、大人顔負けの名刺交換を行った。今回が初めての交流会で、中学入学まで数回が予定されており、1年間かけて全員と名刺交換しようと目標も掲げられている。
 参加した天底小学校6年の澤岻蒼さんは「沖縄の伝統行事を通じて、三つの学校の同級生と名刺や意見交換ができ、お互いの学校を知ることができた。今後も沖縄行事をしっかり勉強しながら今帰仁村のみんなが仲良くしていけたらいいな」と笑顔でコメントした。
 (新城孝博通信員)