「黄金芋」の作付け体験　伊計で具志川商生徒ら

　【伊計島＝うるま】具志川商業高校オフィスビジネス科３年生３８人は４月１２日、商品開発に使う食材、伊計島産「黄金芋」の作付けをうるま市伊計島の農場で行った＝写真。
　同校は毎年、具商デパートで販売するスイーツを「黄金茶屋」（市与那城照間）と共同で商品開発しており、「美らスイートポテトタルト」といったヒット商品も生み出している。今年は種芋の作付けから収穫までを体験学習し、収穫した芋を原料に商品を開発、１１月に予定する具商デパートで販売する。
　同社の村田トモ子商品開発担当は「生徒の強い思いで、台風に負けない黄金芋でヒット商品を生み出してほしい」と期待を述べた。同校の平安芽生さん（１７）は「甘くてしっとりした食感の特長を生かした商品作りをしたい。これまで焼き菓子が多かったので、プリンを作ってみたい」と思いを述べた。
　（喜納高宏通信員）