【沖縄】「沖縄のピカソ」と呼ばれるダウン症の画家の小波津有希さん(28)=写真左下=と家族の作品の展示会が4月15~19日、沖縄市役所1階で開かれた。家族4世代の作品が展示され、有希さんの母の智恵美さん(65)=同右上=と祖母の宮城スミ子さん(91)=同左上=、めいの笑愛ちゃん(4)=同右下=の作品が並んだ。有希さんはこれまでに制作してきた墨、絵の具、ペンキなどさまざまな画材を用いた絵を展示した。
智恵美さんやスミ子さん、笑愛ちゃんは有希さんの影響で絵を描き始めた。智恵美さんはもともと絵に苦手意識があったが、作品作りを続けることで画力が上達したという。
智恵美さんは「開催中に大雨が降るなどハプニングもあったが、無事開催できて良かった。家族4世代の展示会が開催できたのは最高の幸せだ」と笑顔を見せた。 (福田修平)
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家族4世代、多彩な絵画 沖縄市 小波津有希さんら作品展
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琉球新報朝刊