【那覇】県警は職務質問の技能向上を目的に、各地域の署員などの指導に当たる職務質問技能指導班員2人と同指導員7人を新たに指定した。4月17日、指定書交付式を那覇市泉崎の県警本部で開いた=写真。県警によると2024年度の指導体制は技能指導官6人、同指導員11人、準技能指導員36人の計53人となる。
指導員はパトカーによる巡回活動や交番勤務などをする県内全域の地域警察約850人から、職務質問の知識と技能のほか優れた摘発実績が認められて選ばれる。
交付式で県警本部の島雅孝地域部長は「創意工夫を凝らし、個々の能力に応じた効果的な指導教養に取り組んでほしい」と激励した。
指導班に新たに加わった下地恵太巡査部長(39)は「相手の心をほぐしながら会話することも技術の一つ」と振り返り、「後輩の育成と技術の向上、継承に努めたい」と意気込んだ。
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職務質問の技能向上へ 県警、9人新たに指導員指定
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琉球新報朝刊
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