なりたい自分に光当てて　北谷でステージ　ランウエーで自己表現

　【北谷】ウオーキングインストラクターで琉叶．Ｗａｌｋｉｎｇ代表の屋良充佑紀（みゆき）さんが主催する、多様性あるステージ「第３回Ｍｅ　Ｍｙ　Ｓｅｌｆｉｓｈ　Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ～私が私のために私を咲かせる」が４日、北谷町美浜のライブハウスＭｏｄｓ（モッズ）で開かれた。
　屋良さんがウオーキング指導をしている２歳から６０代までの男女のほか、「社会福祉法人楓葉（ふうよう）の会」や発達障害児デイサービス利用者７人を含む２２人が色とりどりの衣装を着こなしながら、自信に満ちた表情でランウエーを闊歩（かっぽ）した。
　ハンディキャップなどで人前に出ることが困難な人や登校拒否で悩む児童らが、レッスンやイベント出演を通して自信を持ち、自ら「自己表現をしたい」と希望し出演を申し出た。
　主催者の屋良さんは「誰と比べるわけでもなく、ジェンダーレス、ボーダーレス、インクルーシブ（すべてを包括する）的な老若男女のステージ。タイトル通り、なりたい自分に光を当てて歩けるステージをつくりたいという思いで始めたイベントなので、今後も続けていきたい」と意欲を述べた。
　（喜納高宏通信員）