有料

角ぶつかる闘山羊に歓声 石垣 7年ぶり第2回まつり


角ぶつかる闘山羊に歓声 石垣 7年ぶり第2回まつり 闘山羊(中央)を見る多くの観客=4月27日、石垣市
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【石垣】石垣市の人口5万人達成を記念した「第2回石垣島山羊まつり」(主催・同実行委員会)が4月27日、石垣市総合体育館南側広場で開催された。多くの市民らが訪れ、ヤギに触れたり、ヤギ汁やヤギそばに舌鼓を打ったりして、まつりを楽しんだ。闘山羊(ヒージャーオーラセー)では会場から歓声が沸き盛り上がった。
 山羊まつりは2017年以来7年ぶりで、ヤギ文化の継承やヤギ肉ブランドの確立も目的としている。
 会場にはヤギと触れ合えるコーナーがあり、親子連れらが、餌をあげるなどして触れ合った。ステージでは民謡ショーや子どもたちのダンスなどが披露された。ヤギ汁などの出店には長蛇の列ができた。
 闘山羊のため円形に設置された柵の周囲には、多くの人が詰めかけた。ヤギが体を持ち上げて角をぶつけ合うと「おおー」と歓声が上がった。
 母親と共に来た3歳の双子、宇佐見渚(なぎさ)さんと湊(みなと)さんは「かっこよかった。黒ヤギが強かった」と、闘山羊の迫力に魅了された様子だった。 (照屋大哲)