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育英会寄付に感謝状 南城佐敷冨祖崎区


育英会寄付に感謝状 南城佐敷冨祖崎区 楚南孝明尚巴志育成会会長(左端)と屋良勲区長(右端)から感謝状を受け取った開邦工業の玉寄将代表取締役(左から2人目)と米元笑子さんの弟玉寄英一さん(同3人目)=4月28日、南城市佐敷冨祖崎公民館
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 【南城】南城市佐敷冨祖崎区(屋良勲区長=写真右端)は4月28日、同区の冨祖崎尚巴志育英会に協力する「開邦工業」(うるま市、玉寄将代表取締役=同左
から2人目)=とハワイ在住の米元笑子さんに感謝状を贈った。
同社と米元さんは育英会に毎年、これまでに14件の寄付金を贈っている。玉寄代表の父親は市文化協会会長の英一さん=同3人目=で、米元さんの弟。米元さんに代わって英一さんが玉寄代表と共に感謝状を受け取った。
 冨祖崎尚巴志育英会は2016年に設立。楚南幸明さん=同左端=が会長を務める。これまで10人に430万円の資金を貸与。大学院進学者2人には給付金として160万円を、そのほか文化、芸能、スポーツ活動での本土派遣で40件、119万円を贈った。
 楚南会長は「いつも後輩たちのために多額の育英金を贈っていただき、励まされる。誠にありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。(知花幸栄通信員)