能登支援でコンサート　うるまの生活介護事業所主催

　【うるま】合言葉は「一つになろう」。うるま市の生活介護事業所Ｃｈａｌｌｅｎｇｅｄ　Ｓｃｈｏｏｌが主催する能登半島地震被災者支援コンサート（市共催）が４月２７日、市地域交流センターで開催された。同じ社会的支援を受ける福祉施設として、音楽を通して能登復興に役立ちたいと願いを込めた。
　自衛隊音楽隊の演奏を皮切りに、施設通所者で結成するチャレンジド楽団や竜神伝説、Ｔｉｍ―Ｎｕなどアーティストによる多彩な歌、演舞、パフォーマンスが繰り広げられた。
　福祉施設の物品販売コーナーやキッチンカーも出店しにぎわいを見せた。能登支援の募金箱を設置し、助け合いリストバンド（５００円）も販売された。
　近藤美香実行委員長は「多くの市民が来場した。施設への理解にも結びついた」と感謝した。
　（岸本健通信員）