有料

どきどき コーヒー販売 小禄南小生 公園でボランティア


どきどき コーヒー販売 小禄南小生 公園でボランティア コーヒー販売に参加した子供ら=4月28日、那覇市小禄のひよどり公園
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【那覇】那覇市小禄の地域活性化に取り組む「たのしむぞ~!06」のメンバーらは4月28日、那覇市小禄のひよどり公園で「ひよどりカフェ」を開いた。当初は古いベンチを彩る「にじいろベンチプロジェクト」を予定していたが、前日の雨の影響で延期に。それでも、小禄南小学校の子どもらがコーヒー販売ボランティアで盛り上げた。
 移動コーヒー販売店「ル・カフェ・ド・シャトー」の今井淳さんが、焙煎(ばい せん)の過程を子どもたちに説明。子供らは、焙煎器から漂う香ばしい煙に顔を寄せ、時間とともに変化するにおいや音を確かめていた。
 同日午前10時からカフェが始まると、地域住民約60人が訪れた。子供らは注文した住民へコーヒーを届けながら、種類やカフェインの有無などを説明した。
 小さな歩幅で慎重に運んでいた小禄南小の友利颯天さん(9)は「こぼさないかどきどきした。味が苦いので自分が飲むのはまだまだ先かな」とはにかんだ。
 小禄在住の大浅田均さん(73)はコーヒーを味わいつつ「地域の公園で子どもたちが活動することでにぎやかになるね」と喜んだ。 (嘉陽拓也)