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医療従事者の日常語る 名護高校で講話会


医療従事者の日常語る 名護高校で講話会 講話会に登壇した(右から)大城悠海さん、仲地ユリナさん、永田恵蔵さん=4月24日、名護市の名護高校
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 【名護】医師や医学生の人となりや日常について語る講話会「お医者さんになるのって、たいへんですか?」が4月24日、名護高校で開かれた。同校と同校付属桜中学の生徒約70人が参加し、大学受験に向けた勉強方法や医師の働き方、医師を目指した理由などの話を真剣な表情で聞き入った。
 講話会はリアルな人物としての医師や医学生と対面で話を聞く機会をつくり、地元から医師を目指す人物を輩出することなどを目的に開かれた。県立北部病院の永田恵蔵さん、名護高校卒業生で琉球大医学科の大城悠海さん、仲地ユリナさんの3人が登壇し、自らの体験談やアドバイスを後輩に送った。
 講話後の質問時間には、生徒から「手術で血を見るのは平気か」「医療ドラマへの違和感はあるか」「高校1年から取り組むべきことはあるか」など多数の質問が上がった。同校フロンティア学科1年の小橋川海斗さん(15)は「今からできることを少しずつ積み重ね、入試の時に最大限発揮できれば」と気を引き締めた。 (武井悠)