【豊見城】ウエルネス分野の事業を展開するボディボーグ(浦添市)は、市場で余ったファッションブランドの服を寄付する取り組みを4月27日から始めている。新品の衣料品の廃棄を防ぎ、SDGsの視点から活用することが狙い。同日、豊見城市のイーアス沖縄豊崎で、受け取りを希望する親子を招き、衣料品の贈呈とファッションショーを開いた。約30人の子どもたちがお気に入りの服を身に着け、ショーを通して各ブランドの魅力を伝えた。
ボディボーグは、アパレル企業の在庫を寄付するファッションバンクから衣料品を確保した。譜久山健会長は「SDGsとファッションロスゼロが活動のキーワード。合わせてファッションショーという体験機会を提供したい」と企画意図を語る。
子どもたちはショーを前にウオーキングの練習をし、舞台での立ち振る舞いを学んだ。
浦添市内の小学3年生の女児は、うぐいす色のワンピースを着てショーに参加。「リボンが気に入っている」とほほ笑んだ。同市内の小学5年の女児は「(ショーは)緊張したけど楽しかった。歩く練習も面白かった」と感想を話した。(高江洲洋子)
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余ったブランド服でショー 豊見城 贈呈された子どもら舞台に
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琉球新報朝刊
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