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政策推進の是非問う 當銘真栄陣営・長嶺安浩氏<糸満市長選・選対幹部インタビュー>


政策推進の是非問う 當銘真栄陣営・長嶺安浩氏<糸満市長選・選対幹部インタビュー> 長嶺安浩氏
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 -この選挙の位置付けは。
 「4年間の政策の是非を問う。対立候補のうち2人は(市議会で)社会福祉協議会の施設建て替えや防災の予算を削減し、市政を混乱させたと思う。こうした政策を推進するか否か市民が意思表明する機会だ」

 -陣営の取り組みや手応えは。
 「ビラや違法看板による誹謗(ひぼう)中傷があり、刑事告訴するとともに地域の会合などで事実を伝えてきた。理解者が増え、応援に変わっている。市民目線の行政への評価も感じる。候補が自転車で地域を回ると要望が数多く寄せられるが、期待の表れでもある。いい方向で選挙戦を戦えている」

 -若者、無党派層対策は。
 「(後援会)女性部の輪が広がり、若者も含め懇親会を開いている。プロ野球キャンプ誘致の実績、西崎運動公園ブルペン整備など子どもに投資する政策を伝えたい。無党派層にもビラやSNSで発信している」

 -終盤に向けて重点的に訴えていくことは。
 「社協の早期建て替えと高嶺小中一貫校の早期開校など。三和、高嶺をてこ入れしたい」

 -候補者の人柄についてPRを。
 「武富青年会や市青年団協議会の会長を務めるなどずっとリーダーだった人物。何事も損得勘定なしでチャレンジし、苦情を聞くこともいとわない」

 -投票率はどれくらいになると予想するか。
 「(同日の)県議選、市議補選の候補者も多く、前回の54.56%より若干上がるだろう。当選ラインの予想は1万2千~1万4千票だ」

 (聞き手・岩切美穂)