【今帰仁】天底小学校(我那覇隆校長)体育館で7日、ラテン音楽コンサートが開かれた。音楽を通じ世界平和を訴える、同村仲宗根区の御食事所なーはー屋4代目店主の玉城薫さんが「今帰仁村の子どもたちに、南米アンデスの音楽を聞かせたい」と企画した。同日、兼次小学校でも行われた。
ペルー出身で大阪在住のフローレス兄弟が本場のアンデス音楽を披露。南米アンデス地方の小型弦楽器のチャランゴ、縦笛のケーナやサンポーニャ、カホンなど、初めて見る楽器の音色に児童は目を輝かせた。曲に合わせて手拍子をするなど、めったに触れることのできない生のラテン音楽を楽しんだ。
児童を代表し仲宗根真尋さんは「すてきな楽器の音色で、あらためて音楽はカッコいいと思った。これからもたくさんの国の音楽を知っていこうと思いました」とお礼を述べた。
(新城孝博通信員)
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生のラテン音楽に感動 今帰仁・天底小でコンサート
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琉球新報朝刊