【石垣】八重山農林高校(中村幸弘校長)で学ぶ生徒たちが、日頃の実習の成果を披露する本年度の第1回八重農市(即売会)が14日午後、同校で開かれた。
多数の市民が来校し、野菜類や観葉植物、焼き菓子やパン、畜産加工物などを買い求めた。フードプロデュース科のコーナーでは、豚肉チーイリチーやスモークベーコン、豚肉ハンバーグなどが人気で、開始早々から来場者が長蛇の列をなし、開始わずか30分ほどで完売する商品も。
野原佳人さん(51)、さゆりさん(53)夫婦は商品が詰まった買い物袋を両手に「3人の子どもが農校出身なので学校を応援しようと毎年来ている。商品の品質が良いし値段も市販のものより割安、売り切れ以外はすべて買いました」と笑顔だった。
ライフスキル科でゴーヤーやキュウリ、ナスなどを販売していた玻座真樹木(じゅり)さん(2年)は「卒業生や先輩、元校長先生や親族、離島からも来てくれる。久しぶりの顔に会えて楽しい」と話した。
グリーンライフ科のコーナーで販売係をしていた松川光志郎さん(3年)は「人と接してものを売ることは楽しい。アルバイトの経験がないので、八農市での接客は自分にとっていい社会勉強になる」と取り組んでいた。 (島尻修通信員)
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特製ベーコンなど長蛇の列 八重農市 卒業生も駆け付け盛況
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琉球新報朝刊
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