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大工の技術学び作品づくり 浦添・仲西小で木工体験教室


大工の技術学び作品づくり 浦添・仲西小で木工体験教室 木材で作成したティッシュケースを手に笑顔を見せる児童=6月24日、浦添市立仲西小学校
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【浦添】担い手不足が深刻な「大工」の技術を学んでもらおうと、分譲戸建て住宅事業などを展開する一(はじめ)建設は6月24日、浦添市の仲西小学校で木工体験出前教室を開催した。同小の4年生が参加し、家の構造などを学んだほか、実際に木材からティッシュケースを作成するなどし、大工の技術を学んだ。
 ティッシュケースを完成させた比嘉蒼馬さん(9)は「時間はかかったけれど、木のパーツを使ってティッシュケースを完成させることができた。家に帰って自慢したい」と笑顔になった。
 講師を務めた一建設の大西徹也執行役員は「人手不足が深刻な大工という職業だが、匠の技術を間近で体験してもらうことで興味を持ってもらえればうれしい」と期待した。