【読谷】沖縄ハム総合食品(読谷村座喜味、長濱徳洋社長)は6月21日、村喜名の地域振興センターで琉球料理研究家の松本嘉代子さんを招き、職員を対象に「年中行事の食べ物について」と題する講演会を開いた。
琉球料理を手軽に楽しめるような商品開発や普及に取り組む同社が、琉球の年中行事の食べ物についての知識と理解を深め、次世代に伝えていこうと開いた。長濱社長は「琉球料理の歴史やうむいを学んで日々の仕事に生かしてほしい」と話した。
松本さんは彼岸や清明祭など、歴史や意味などを交えて年中行事と行事料理を紹介した。日常でなかなか食べられなくなった琉球料理を「行事食から食べてほしい」と呼びかけた。「琉球料理はうまみがある。食べてとりこになってほしい。家庭でも作ってほしい」と普及継承へ思いを伝えた。 (金盛文香)
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行事の琉球料理紹介 読谷、松本さん招き講演会
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琉球新報朝刊
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