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実務、安全衛生を学ぶ 名桜大、ビール工場見学


実務、安全衛生を学ぶ 名桜大、ビール工場見学 オリオンビール名護工場を見学し、労働者の安全衛生管理などについて学んだ名桜大スポーツ健康学科の学生ら=12日、名護市東江(提供)
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 【名護】名桜大スポーツ健康学科3、4年生の104人は6月12日、フィールドワークの一環で、名護市東江のオリオンビール名護工場を見学した=写真。参加した学生らは労働者の安全衛生管理を学んでおり、オリオンビールの虎石和樹品質管理課長から、実務や安全衛生対策などを学んだ。
 同学科は指定学科目を修めると、第一種衛生管理者の免許を取得できる。学生らは会社概要などの説明を受けた後、工場内を見学した。従業員の熱中症対策や腰痛防止対策、化学物質管理対策など、さまざまな労働衛生対策を学んだ。
 学生の一人は「普段の講義の学びが、より一層深まる有意義な時間となった」と述べた。虎石課長は「見学の受け入れに際し、業務を振り返ることができた。振り返りの中で気付きもあったので、安全衛生をさらに推進できる機会となった」と話した。 (池田哲平)