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新城選手「メダルを」 石垣、五輪自転車で壮行会


新城選手「メダルを」 石垣、五輪自転車で壮行会 壮行会で乾杯する新城幸也選手(左から2人目)と関係者ら =6月25日、石垣市内のホテル
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 【石垣】石垣市出身で自転車のプロロードレーサーとして活躍する新城幸也選手(39)が6月25日、石垣市役所を訪問し、パリ五輪日本代表に決定したことを中山義隆市長らに報告した。
 新城選手は2003年に18歳で渡仏、パリで自転車競技人生をスタートさせた。五輪出場は4大会目で、新城選手は最後の大会と位置づけ「1番はメダルを取ること。島の子どもたちにも、毎日努力すれば夢がかなうと発信していきたい」と意気込みを語った。中山義隆市長は「ぜひメダルを」と激励した。
 同日夜には、市内のホテルで激励壮行会が開かれ、関係者や市民ら約200人が集まり、代表決定を祝福、激励した。
 大会当日の8月3日は新城選手の父貞美さんの70歳の誕生日だという。最大の誕生日プレゼントとしてメダル獲得の期待がかかる。 (金城啓介通信員)