金城さんに最優秀賞　東村ゴールドバレル品評会

　【東】ブランドパイン「ゴールドバレル」の栽培技術や栽培意欲の向上を図ろうと、東村ゴールドバレル研究会は１２日、村役場で品評会を開いた。県農業研究センターなどによる事前審査と、会員や村の職員らによる当日投票の結果、金城江美子さん（６９）が最優秀賞に輝いた。
　品評会には９農家がパインを出品した。当日審査では、会員らが試食しながら糖度や酸味の違いを確認した。
　金城さんは、同村平良でパインを生産して約３０年となるベテラン。今回出品したゴールドバレルの糖度は１９．１度と最も高かった。金城さんは「ゴールドバレルは作るのが本当に難しい。毎日の積み重ねが結果に出てうれしい」と笑顔を見せた。優秀賞には山本孝子さん、神谷益子さんが選ばれた。（玉寄光太）