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渡嘉敷の自然文化体験 屋部小5年生、交流も


渡嘉敷の自然文化体験 屋部小5年生、交流も 渡嘉敷集落ウォークラリーで伊江村民が戦時中に収容された古民家を見学した屋部小学校5年生=7月11日、渡嘉敷区内
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 【渡嘉敷】沖縄本島などとの交流促進により離島地域の活性化を図るため、県内の小学校5年生を対象に体験交流を行う県離島体験交流促進事業の渡嘉敷島体験(2泊3日)が10日、名護市立屋部小学校(117人)を皮切りに始まった=写真。マリン体験、集落巡りなどを通して島の自然・文化・歴史などを学ぶとともに、仲間や島民と交流を深める。
 2日目は渡嘉敷集落ウォークラリーにチャレンジし、住民の暮らし、島の歴史、沖縄戦、文化遺産などを学んだ。
 神里優彩さん(11)は「渡嘉敷島の海はとてもきれいだった。サンゴ、熱帯魚を見て感動した」と声を弾ませた。照屋結月さん(11)は「眺めた朝日、夕日、星空が印象的だった」と目を輝かせた。小林春貴さんは「仲間同士で活動できて楽しかった」と笑顔を見せた。(米田英明通信員)