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「小さな親切」実行章受章 那覇・石嶺小区まちづくり協


「小さな親切」実行章受章 那覇・石嶺小区まちづくり協 ボランティアで草取りや植栽をする那覇市石嶺小学校区まちづくり協議会のメンバーら=6月30日、那覇市の石嶺四丁目バス停前(提供)
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 【那覇】公益社団法人「小さな親切」運動本部(東京都、鈴木恒夫代表)は、那覇市石嶺小学校区まちづくり協議会に、「小さな親切」実行章を贈った。推薦者の仲村正樹さんが6月30日に賞状を手渡した。
 同協議会は、2017年8月から那覇市と道路ボランティアの協定を結んでおり、月1回、那覇市の石嶺地域と浦添市を結ぶ前田石嶺線で街路の草取りや花の植栽などをしている。街路樹には毎年コチョウランを着生させ、行き交う人の目を楽しませている。
 今年は、那覇市城西まちづくり協議会から無償提供されたラン科のデンファレ約200株を5月と6月に着生させた。現在開花しているコチョウランに続き、秋から冬にかけてはデンファレが開花する予定だ。
 取り組みは同協議会の環境部会のメンバーを中心に、地域の企業の社員や住民、市内外の親子らも加わり、毎回20~30人が参加しているという。小中高校生には協議会がボランティア証明書を発行している。
 協議会の玉那覇善秀会長は「ボランティアは当たり前だと思っていたが章を頂いて、これまで参加した方々の励みになる。協力してくださる皆さんのおかげだ。これからも継続していきたい」と喜んだ。 (中川廣江通信員)