【沖縄】3年前からアジサイの里づくりに取り組んでいる沖縄市の南桃原自治会(島袋由香会長)は、7月から新たにアジサイ園で1坪区画を手入れするボランティア募集を行っている。
自治会のモットーは「四季折々の花とチョウが舞う自然豊かな地域づくり」。その一環として3年前、公民館に隣接する市管理の南桃原公園をぐるりと囲む区有地の斜面にアジサイ園を設置。そのほか桜やアマリリス、ベゴニアなど多彩な花々を植栽し、住民の憩いの広場になっている。
これまで老人会や有志が散水、肥料の投入、除草など手入れを担ってきたが、高齢化が進んできたのが悩みの種となっている。
そこで自治会は1坪区画手入れボランティアを募集。ユニークな企画に住民の反応も上々という。
島袋会長は「青年会員や児童、生徒の応募があれば地域のにぎわいにつながる。アジサイ祭りの開催が目標だ」と期待を込めた。
(岸本健通信員)