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うるま・あげな小で租税教室 税金の役割を学ぼう


うるま・あげな小で租税教室 税金の役割を学ぼう 税についてクイズ形式で学ぶ児童ら=5日、うるま市立あげな小学校
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 【うるま】うるま市のあげな小学校で5日、税を学ぶ「租税教室!」が開かれた。
 同校の6年生74人を対象にした講座で、沖縄中部青色申告会の比嘉翼さん、相談員の伊佐英一さんが講師を務めた。生徒らは50種類ある国税や地方税など、税の内容や社会保障などの役割についてクイズ形式で学んだ。
 小学校を作るのに約28億円の税金が使用されると聞いた児童らは「すごい、高すぎ」と声が上がり、約10キロの重量になる現金1億円の見本紙幣の入ったケースを持ち上げると「とても重たい」と歓声が上がった。
 「税金がなくなったらどうなる?」を描いたアニメを鑑賞したフォークナー・イビアナ・アイリさん(12)は「税金がなければごみ収集車もなくなり、街がごみだらけになるから困る」と感想を話した。
 (喜納高宏通信員)