【東】東村のマングローブに育つ植物や生き物などに興味を持ってもらおうと、村立山と水の生活博物館は企画展「東村のマングローブ」を同館で開催している。9月1日まで。
マングローブとはオヒルギやメヒルギ、ヤエヤマヒルギなどの木が生い茂るヒルギ林のこと。東村慶佐次区のマングローブは国の天然記念物に指定されている。企画展ではその解説のほか、水槽でミナミトビハゼやオキナワフグなどを展示する。
母親の帰省で村を訪れた児童(11)=千葉県=は「暖かい場所で育つマングローブや生き物を勉強できて面白かった」と展示に興味津々だった。
博物館スタッフの栃木清佳さんは「東村のマングローブで生きる植物や生き物などの世界を、分かりやすく説明している。ぜひ多くの人に来てほしい」と呼びかけた。
入場料は大人200円、小中高生は100円。
(玉寄光太)