やんばるで学び 知る マングローブに住むのは誰 東村・山と水の生活博で企画展 沖縄


やんばるで学び 知る マングローブに住むのは誰 東村・山と水の生活博で企画展 沖縄 東村のマングローブに住む生き物を観察する篠崎琉太郎さん=23日、東村川田の山と水の生活博物館
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 【東】東村のマングローブに育つ植物や生き物などに興味を持ってもらおうと、村立山と水の生活博物館は企画展「東村のマングローブ」を同館で開催している。9月1日まで。

 マングローブとはオヒルギやメヒルギ、ヤエヤマヒルギなどの木が生い茂るヒルギ林のこと。東村慶佐次区のマングローブは国の天然記念物に指定されている。企画展ではその解説のほか、水槽でミナミトビハゼやオキナワフグなどを展示する。

 母親の帰省で村を訪れた児童(11)=千葉県=は「暖かい場所で育つマングローブや生き物を勉強できて面白かった」と展示に興味津々だった。

 博物館スタッフの栃木清佳さんは「東村のマングローブで生きる植物や生き物などの世界を、分かりやすく説明している。ぜひ多くの人に来てほしい」と呼びかけた。

 入場料は大人200円、小中高生は100円。

 (玉寄光太)