名護市のネオパークオキナワは18日、新たにフタユビナマケモノ2頭と、コアリクイ1頭の展示を開始した。いずれも繁殖が期待されており、飼育担当の仲辻知奈美さん(24)は「それぞれ性格も違うので、個性を見に来てほしい」と話した。2種とも南米原産で、いずれも同施設の国際種保存研究センター(希少種の森)で展示されている。
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新たに展示されたフタユビナマケモノは、大分県の水族館・うみたまごで展示されていた、雄のカボスと雌のしらす。18日には、活発なカボスは展示施設内を動き回り、おっとりとした性格のしらすは、床に尻をつけ、ゆっくりと好物のフルーツやアボカドを食べていた。同種で、雌のピノも展示されていたが、現在は治療中で、治療が終われば3頭での展示を見ることもできるという。
コアリクイは雄で、すでに同園で飼育されている雌との繁殖を目指す。
(池田哲平)