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全国中文祭へ壮行公演 読谷で3日、4校の22人


全国中文祭へ壮行公演 読谷で3日、4校の22人 指導者のもと「泰期~かりゆしの出船~」の練習に励む郷土芸能同好会の中学生ら=26日、読谷村の楚辺公民館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【読谷】読谷村立読谷中、同古堅中、嘉手納町立嘉手納中、北谷町立桑江中の生徒ら22人で構成する郷土芸能同好会は、22日に山口県で開かれる第24回全国中学校総合文化祭に出場する。郷土芸能同好会は同文化祭で、読谷村出身の偉人で中国との交易で琉球の繁栄に貢献した泰期の船出をモデルにした創作舞踊「泰期~かりゆしの出船~」を披露する。3日には同文化祭の出場記念として、読谷村文化センター鳳ホールで入場無料の壮行公演を開く。
 郷土芸能同好会は、文化祭本番に向け週に1~3回の練習に励んでいる=写真。今回の文化祭メンバーは全員が女子で、躍動感ある踊りが強みだという。
 壮行公演は文化祭で披露する演舞の他、郷土芸能同好会の卒業生らも出演し、演舞を披露する予定となっている。壮行公演では遠征費用の支援なども呼びかける予定。午後2時半開演。
 メンバーの當山優衣さん=桑江中3年=は「壮行公演はこれまで創作舞踊を知らなかった人が興味を持つきっかけにもなると思うのでぜひ来てほしい」と呼びかけた。喜友名里咲さん=読谷中3年=は「文化祭では山口県の人や、全国から集まる人に沖縄の踊りを見せたい」と意気込んだ。 (福田修平)