有料

食品「必要な人に届けたい」 今帰仁 こども食堂、協力呼びかけ


食品「必要な人に届けたい」 今帰仁 こども食堂、協力呼びかけ 笑顔で利用する親子=今帰仁村上運天区のこども食堂ありんくりん(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【今帰仁】今帰仁村上運天区にある、こども食堂ありんくりん(仲宗根常子代表)は第4日曜に弁当や食品などの提供を行ってきた。今後も継続的な食品提供を行うため、セカンドハーベストジャパンとNPO法人フードバンクセカンドハーベスト沖縄の協力でフードパントリー今帰仁拠点を6月23日、同食堂に開設した。
 企業や個人から提供されたお米やレトルト食品、缶詰など食品や日用品を、必要な人が必要な品を棚から受け取れるショッピングスタイルで、利用の際は会員登録と活動維持費500円の協力をお願いしている。
 仲宗根代表は「日々の生活に欠かせない食料や日用品の価格が高騰している。多くの方々に拠点を知っていただき必要な家庭に利用してほしい。今後も継続的な活動ができるように、協力できる企業や個人、農家の規格外の野菜など提供をお願いしたい」と呼びかけた。問い合わせや提供について詳しくは、電話080(8024)6287(仲宗根代表)まで。 (新城孝博通信員)