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国頭バスケ大会、新里選手活躍 辺土名区が快勝


国頭バスケ大会、新里選手活躍 辺土名区が快勝 国頭村バスケットボール大会で優勝した辺土名区選手ら=7月14日、国頭村立総合体育館
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 【国頭】国頭村体育協会(宮城尚志会長)は7月14日、国頭村立総合体育館で2024年度国頭村バスケットボール大会を開いた。大会は各字対抗だが、競技人口などの減少で、合同での出場を認めており、8チームが出場した。
 厳しい暑さの中、熱戦が繰り広げられた。決勝戦には、辺土名区と浜・半地・奥間合同チームが勝ち進んだ。両チーム共に決勝までに3戦し、疲労困憊(こんぱい)の中、選手をどんどん途中交代しながら決勝戦に挑んだ。決勝は辺土名区が56対39で勝利。辺土名区は決勝戦を含む4試合すべてで10点差をつける快勝で6年ぶりに優勝した。
 辺土名区の中心選手として出場した新里智将選手は、同大会へ20年ぶりに出場。プロのバスケット選手として、琉球ゴールデンキングスなどで活躍した経歴を持つ。新里選手のプレーに注目が集まり、多くの観客の目が注がれる中、チームを引っ張って優勝に導いた。
 大会の運営補助審判に国頭中学校バスケットが協力し、国頭村体協女子チーム対国頭中学校の練習試合も行われ、会場を盛り上げた。同大会は東村体育館で開催の国頭郡バスケットボール大会に国頭村代表として出場する選手選考を兼ねた。 (新城高仁通信員)