有料

EFポリマー効果確認 多良間、サトウキビ畑で実験


EFポリマー効果確認 多良間、サトウキビ畑で実験 「EFポリマー」を使用した畑のサトウキビを見る参加者ら=7月18日、多良間村塩川
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【多良間】EF Polymer(イーエフ・ポリマー、恩納村)事業開発部の島袋優さんが7月18日、多良間村塩川で植物残渣(ざんさ)を使用した超吸水性ポリマー「EFポリマー」を入れた畑における実証実験の途中経過を確認し、EFポリマーに興味を持つ農家に対して現地説明会を開催した=写真。
 実証実験は村山武範さんが所有するサトウキビ畑で行われており、EFポリマーを入れた場所と入れていない場所で比較した。入れた畑のサトウキビの茎が長く、葉の色やつやが良かった。参加者からは「自然由来の物なので魅力的だ」などの声が聞こえた。100%オーガニックのEFポリマーは、自重の約50倍の水を吸収し、6カ月間にわたって水の吸収・放出を繰り返し、1年後に土に返る。土の水分を長期間保持し、節水などにつながる。(清村めぐみ通信員)