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サンヒルズ最優秀 国頭マンゴーコンテスト


サンヒルズ最優秀 国頭マンゴーコンテスト マンゴーコンテスト表彰式に参加した入賞者ら=7月21日、ゆいゆい国頭
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【国頭】国頭村マンゴー産地協議会(会長・田場盛久村農林水産課長)は7月18日、村役場で第1回村マンゴーコンテストを開いた。県の主力品種の「アーウィン」で、外観や糖度など5人の審査員による審査が行われ、サンヒルズ沖縄(村佐手)が最優秀賞を受賞した。

 コンテストは生産者の技術や品質の向上、意欲の高揚を図るとともに消費拡大を促進することが目的。表彰式は7月21日、毎月第3日曜日開催の国頭朝市会場で開かれ、多くの来場客が表彰を見守った。

 サンヒルズ沖縄の野口万由美代表は「沖縄県の中で最大面積のマンゴー農園で、量だけではなく、今回このように表彰を受けて質も保証されたということでほっとしている」と喜びのあいさつをした。

 表彰式終了後は、マンゴーソムリエの藤田梨恵さん(ロイヤルエンターテイメント)によるおいしいマンゴーの見分け方や切り方などが紹介された。藤田さんはマンゴーを手にし、見た目の「形」「色」と「香り」でおいしいマンゴーを判断すると話し、実際に果実を示しながら来場者へ試食をすすめた。

 藤田さんは「国頭の土壌はマンゴー栽培に適している。私のようなマンゴーソムリエを育成する事業を展開し、赤い実でないと高値がつかないといった課題や、どれを選んで良いかわからないなどの消費者の悩みを解決し、農家と消費者の懸け橋になっていきたい」と話した。

 最優秀賞を受賞したサンヒルズ沖縄からマンゴーが提供され、来場者からは「甘い」「おいしい」などの声が上がった。

 最優秀賞以外の審査結果は次の通り。 (敬称略)

 【優秀賞】大嶺愛(浜)、神里睦美(辺土名)

 【優良賞】仲宗根隆(辺土名)、金城勇市(辺野喜)

 (新城高仁通信員)