沖縄文化の理解を深めてもらおうと、公民館講座「うちなー文化体験講座」(今帰仁村教育委員会主催)が7月23~26日の日程で、村コミュニティーセンター1階和室などで行われた。民謡から始まり、空手やちんすこう作りまで全4講座。24日のしまくとぅば講座では20人余りの子どもたちが参加。「メンソーレ、チャービラサイ」などあいさつや実践の会話など学んだ。
うちなー言葉での手遊びや、村内でも東(アガリ)西(イリ)の方言の違いやイントネーションなど、子どもたちは終始笑顔で楽しみながら学んでいた。
同村しまくとぅばで遊ぼう会の渡久山豊子会長は「おじーちゃん、おばーちゃんがいたので皆さんがいます。しまくとぅばが消えると一つの文化が消えるので、これから楽しみながら使って」と呼びかけた。
最後に担当者が「私たちを村内で見かけたら、ハイサイやハイタイと、しまくとぅばで気軽にユンタクしてほしい」と思いを話した。
(新城孝博通信員)