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水難事故防止・対応学ぶ 名護高付属桜中1年生40人


水難事故防止・対応学ぶ 名護高付属桜中1年生40人 友人が溺れた状況を想定し、クラスメートに空のペットボトルを投げる練習=7月25日、名護市
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 【名護】名護市の名護高校付属桜中学校は7月25日、水難事故を未然に防ぎ、事故発生時の対応を学ぶ目的で、同校1年生40人を対象にした水泳指導を同校のプールで実施した。名護市消防職員協議会のメンバー3人が参加し、事故発生時に取るべき行動を教えた。
 生徒らは服を着たままプールに入り、空のペットボトルを利用して浮いてみたり、靴を履いたまま泳いでみたりと、さまざまな状況での対処法を学んだ。
 友人が溺れた場合も想定し、空のペットボトルを投げて渡す訓練もあった。
 参加した木村日人さん(12)は「溺れた人を見つけたら、近くに浮く物はないか探そうと思った」、伊差川美織さん(12)は「簡単に浮けると思ったけど、ペットボトルがないと難しかった。海や川に遊びに行くときは浮く物を持とうと思った」と話した。 (金城大樹)