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認知症予防 音楽に合わせ 伊江 福祉レクリエーション講習会


認知症予防 音楽に合わせ 伊江 福祉レクリエーション講習会 伊江村老人会が参加し行われた「認知症予防について」の講義と実技=7月17日、伊江村農村環境改善センター
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 【伊江】県老人クラブ連合会主催、伊江村老人クラブ連合会共催の健康づくり支援事業・講習会が7月17日、伊江村農村環境改善センターで開催された。福祉レクリエーションワーカーの久場勝子さんを講師に、村老人会員約40人が参加し、認知症予防に関する講義と実技で予防の大切さを学びながら、楽しい時間を過ごした。実技では「ふるさと」や水戸黄門の主題歌「ああ人生に涙あり」に合わせて足を動かしたり、お手玉などを使ったりして、リズム遊びやゲームを楽しんだ。
 久場さんは「福祉レクリエーションは、人と人との関わり合いを通して、心身の元気回復を図り認知予防、改善、日常生活の活性化と社会参加を図ることにつながる。音楽に合わせて動くことで、血液循環を促し、五感を刺激することで前頭前野が活性化する」など多くの効能を上げた。
 伊江村老連の内間幸男会長は「高齢者にとって気になるのは健康だ。加齢とともに体が衰え、あちこちの故障が気になる。今回の講習会は時宜を得た事業。健康で長生きを目指しこれからの生活に生かしたい」と感謝した。 (知念光江通信員)