【宜野湾】地域社会の繁栄や安全、子孫繁栄などを祈る真志喜大綱引き(真志喜区自治会主催)が7月28日、宜野湾市の真志喜中学校で開かれた。大勢の区民らが地域行事を楽しんだ。
綱の全長は50メートルで、今年は雌綱が新調された。7月の1カ月間をかけて区民らが作った。
真志喜大綱引きは県内でも独特の、綱を高く持ち上げてぶつけ合うアギエー勝負がある。
綱引きはメンダカリとクシンダカリに分かれて2回行う。1回目が終わると、引く位置を入れ替えて2回目を引く。結果は1勝1敗だった。
綱引きの他にも、空手の演武や真志喜中学校吹奏楽部の演奏、大謝名青年会のエイサーもあった。
名城清会長は「住民総出で取り組んできた由緒ある綱引きだ。自治会の活性化と、住民が交流できる楽しい場にしたい」とあいさつした。(金盛文香)
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繁栄祈り真志喜大綱引き 宜野湾 アギエー勝負も勇壮に
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琉球新報朝刊