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海事関係功労者を表彰 総事局・11管・沖縄海事広報協


海事関係功労者を表彰 総事局・11管・沖縄海事広報協 坂本誠志郎本部長(右)から感謝状を受ける大嶺嘉昭さん=7月26日、那覇市のパシフィックホテル沖縄
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 【那覇】沖縄総合事務局と第11管区海上保安本部、沖縄海事広報協会の3者は那覇市のパシフィックホテル沖縄で7月26日、海の日海事関係功労者授賞式典を開いた。海の航海安全や保安啓発、環境保全などに寄与したとして、海運事業者など30の個人や団体を表彰した。沖縄総合事務局の三浦健太郎局長は「海事環境の発展や海事交通の安全確保は、皆さまのご尽力と、ご活躍があってこそのこと。各分野のリーダーとして、力添えをお願いしたい」と斉藤鉄夫国交相のあいさつを代読した。
 受賞者を代表して、内間土建の内間司代表は「責務の重大さを感じ誇りにしている。海事関係事業で働く新たな人材にとっても大きな希望になる」と謝辞を述べた。海上保安庁長官賞を受賞した国頭村の大嶺嘉昭さん(72)は「40年以上にわたって、海と向き合ってきた。今後も安全第一の気持ちを忘れず、漁業に励みたい」と受賞を喜んだ。
 式では海の絵画コンクールで優秀な成績を収めた中学生らも表彰された。