県立宜野座高校(山田義二校長)で7月16、17日の2日間、高校2年生の各クラスを対象とした「認知症サポーター養成講座」が開かれた。
宜野座村地域包括支援センター職員と、宜野座村社会福祉協議会のコミュニティーソーシャルワーカー宮城清人さんが講師を務めた。自分にできることを考え、行動に移せるようになることを目的に、認知症に対する基礎知識から対応の具体的事例、ポイントを押さえた接し方を、動画や宮城さんの経験を踏まえて伝えた。
受講した生徒からは「自分も認知症の祖母がいる。いつも同じ話を繰り返しているが、今日からは余裕を持って優しく接するように心がける」との感想があった。
(池辺賢児通信員)