有料

南北空路の休止惜しむ 「南大東34会」が北大東訪問


南北空路の休止惜しむ 「南大東34会」が北大東訪問 北大東村の平良副村長(手前右)に寄付金を贈呈する南大東34会一行=7月25日、北大東村役場
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【北大東】琉球エアーコミューター(RAC)の南北大東間の経由便が7月31日で休止するのを前に同25日、南大東から北大東の経由便を利用し「南大東34会」(具志堅哲也会長)同級生9人が北大東村役場を訪れた。村の社会福祉協議会と教育委員会に寄付したほか、島の同年代や知人らとの交流を楽しんだ。
 寄付は、北大東の社会福祉や子どもたちのために役立ててもらおうと行われた。計6万円を平良栄二副村長に手渡した。平良副村長は「先輩方のご厚意に感謝します」とあいさつした。
 一行は、兄弟島として職場やスポーツを通し切磋琢磨(せっさたくま)し繁栄してきた両島が、近くて遠い島になると名残惜しむ様子だった。 (上地順子通信員)