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ラグビーの楽しさ100人実感 名護で体験会 元日本代表・広瀬さん指導


ラグビーの楽しさ100人実感 名護で体験会 元日本代表・広瀬さん指導 子どもたちにタグラグビーの楽しさを伝える広瀬俊朗さん=7月30日、名護市の21世紀の森サッカー・ラグビー場
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【名護】ラグビーを身近に感じてもらおうと、元日本代表選手とタグラグビーを楽しむ体験会が7月30日、名護市の21世紀の森サッカー・ラグビー場で開かれた。元日本代表の広瀬俊朗さんが参加し「広瀬杯」と銘打って開催された。名護市内外の5歳から大人まで約100人が参加して体を動かし、楽しんでいた。
 広瀬杯は、デイゴラグビースクール(名護市)の銘苅信吾代表が広瀬さんとつながりがあり、名護市や宜野湾市で開催され、今年で3回目となる。今年からは福岡県の建設会社「日建」(大賀雅雄代表)が協賛し、規模を広げている。
 スクールに通う子どもたちのほか、ラグビー初心者も多く参加し、助け合ってトライを目指していた。広瀬さんは「沖縄でラグビーを通して皆と関わりを持てることがうれしい。ラグビーをやったことがない人も、一緒にやって、友達になって帰ってほしい」と話し、子どもたちとコミュニケーションを積極的にとっていた。
 金武小6年の安富颯人さん(12)は「1人で前に出て行って抜き、トライすることが楽しい。ステップなどを学びたい」と話した。大宮小5年の三浦健太朗さん(10)は「(広瀬さんは)元気の固まりみたいな人だ」と充実した表情で語った。
 (池田哲平)