宮古馬に触れ笑顔　親子牧場体験に１５人

　【宮古島】夏休み親子牧場体験（沖縄在来馬保存事業実行委員会主催、全国乗馬倶楽部振興協会共催）が２日、宮古島市の宮古島熱帯果樹園まいぱりで開催された。参加した親子約１５人は、在来馬の宮古馬に触れ、ニンジンを与え、乗馬するなどして馬の魅力を満喫した。
　まいぱりの関係者から受け取ったニンジンを手にした子どもが、宮古馬に恐る恐る近づくと、宮古馬はおいしそうにニンジンを頰張り、子どもたちから笑みがこぼれた。
　乗馬では、慣れない馬の背中の上でうまくバランスを取りながら、高所から見える景色に夢中になった。
　きょうだいで参加した佐久川奨也さん（８）は「馬は大きいから最初は怖かったけど、優しかったので乗馬も楽しむことができた」と声を弾ませた。妹のうららさんは「お父さんと（ニンジンを）あげることができた」と満足げだった。　（友寄開）