【中城】今年で30周年を迎える中城村の児童と福岡県福智町の児童が交流する「少年の翼」の対面式が7月26日、村役場で行われた=写真。福智町の児童11人が村内5世帯に2泊3日の日程で泊まり、互いの文化や歴史などを学び、仲を深めていく。
対面式では村内の子どもたちが琉舞「かぎやで風」や空手演武で歓迎した。比嘉麻乃村長は「いちゃりばちょーでーで仲良くしていこう」、福智町の黒土孝司町長は「一皮むけて成長して帰ろう」と児童らを激励した。
中城の児童を代表して中城南小6年の伊波有亭子(まあこ)さん(12)は「遠いところに友達ができるのはすてき。沖縄のことを好きになるのを楽しみにしている」と笑顔で語りかけた。
福智町の松山翔さん(11)は「平和学習では予習してきたことを深めていきたい」と意気込みを語った。 (玉城文)
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福智町児童、中城村に 「少年の翼」交流、民泊も
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琉球新報朝刊