【伊江】伊江村の2024年産葉タバコの買い入れ作業が5日から、村東江前の伊江葉タバコ取扱所で始まった。村内の耕作者は41戸で、県内の取扱所は宮古と伊江の2カ所。本島中南部の耕作者7戸が栽培した葉タバコも伊江村に持ち込まれ、買い入れが行われる。
耕作者を激励しようと7日、村議会議員らが取扱所を訪れ、買い入れ作業を見守った。この日は川平区の耕作者4戸の買い入れが行われ、鑑定場では日本たばこ産業(JT)の鑑定員が品質などを評価し、ランク付けを行った=写真。
村たばこ振興会の知念正和会長は「生育は順調だったが、5月に入って長雨や梅雨時期の大雨によって病害虫が多発し、収量を確保することができなかった。高値での買い付けに期待したい」と語った。
伊江村での買い付けは19日までの予定。
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伊江の葉タバコ、高値期待
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琉球新報朝刊