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二期作「羽地米」苗青々 名護で田植え始まる


二期作「羽地米」苗青々 名護で田植え始まる 本部半島の山並みをバックに黙々と田植え機を繰る上原克章さん=7日、名護市川上
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 【名護】県内有数の米どころとして名高い名護市川上の通称「羽地ターブックヮ」で3日から、二期米の田植えが始まっている。朝早くから農家は汗を流し、秋の収穫に向けて、水田に青々とした苗を並べていた。
 羽地米は非常に甘くて冷めてもおいしいという特徴がある。7月末に名護市宮里のファーマーズマーケットはい菜やんばる市場で開かれた一期米の「新米祭り」では、多くの人が買い求めるほど人気の米だ。
 農家の上原克章さん(57)は7日、田植機を使って苗を植え付けていた。今年の苗は順調に育ったという。二期米の収穫は10月下旬から始まる。例年にも増して厳しい暑さや台風などが心配だとし「どうにか乗り越えればいい米ができると思う。二期米の収穫を楽しみにしてほしい」と話した。 
  (玉寄光太)