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国頭と与論 中学生交流 やんばるの森満喫、漁体験も


国頭と与論 中学生交流 やんばるの森満喫、漁体験も 国頭村・鹿児島県与論町中学生交流事業でガイドウォークやカヤックを楽しむ交流団員ら=7月30日、国頭村安波やんばる学びの森
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【国頭】姉妹都市盟約を締結する国頭村と鹿児島県与論町の第1回中学生交流事業(同実行委員会主催)が開催された。7月29日~8月1日の日程で、与論町の中山義和団長(町教育長)以下引率4人・団員7人が村に滞在した。次世代を担う中学生が相互の地を訪問して交流を深め、健全なジュニアリーダーの育成を図ることが事業の目的。

 7月29日に与論町の団員が村に到着、30日は村民ふれあいセンターで対面式があり、生徒らは自己紹介や交流への思いを発表した。団員らは安波やんばる学びの森を訪れ散策。キノボリトカゲを発見するなど自然豊かな森を満喫した。与論町の生徒2人は、車で移動の際に森の中でノグチゲラを発見。「かわいい」と喜びそっと見守った。

 31日は、定置網漁獲体験、国頭漁協セリ見学、魚さばき体験のほか、高品質鮮魚流通などについても学んだ。その後、パークゴルフを楽しんだ。

 8月5~7日は、国頭村から宮城尚志団長(村教育長)以下引率5人・団員8人が与論町を訪問し交流した。

 (新城高仁通信員)