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「飛び安里」を後世に 南風原・踊り、講話など大会


「飛び安里」を後世に 南風原・踊り、講話など大会 「飛び安里讃歌」に合わせて演舞する小学生ら=11日、南風原町の津嘉山公民館
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 【南風原】第2回飛び安里まつり(飛び安里研究会主催)が11日、南風原町の津嘉山公民館で開催された。250年前の琉球王朝時代に世界で初めて空を飛んだとされる「飛び安里」を後世に伝えようと、飛び安里に関する踊りや合唱、講話や「折り紙ヒコーキ」大会が催された。
 第1部では5団体が演舞を披露した。2022年の歌詞公募で選ばれた松田竹雄さん作詞の「飛び安里讃歌」に合わせて町内の小学生や高校生が踊った。第2部のサイエンス講座は、モデルロケットインストラクター小美野夏代さんの講話があった。第3部の「折り紙ヒコーキ大会」は、子どもたちが元ANA整備士に教わりながら折り紙で飛行機を作って飛ばした。
 まつり実行委員長の識名盛保さんは「飛び安里は南風原の偉人だ。偉業を後世に残していきたい」と述べた。 (岩切美穂)