【読谷】次世代の平和教育の担い手を育成しようと、県平和・地域外交推進課は22、23の両日、読谷村で教育関係者を対象とする「戦跡フィールドワーク in 読谷」を開催する。県の沖縄平和啓発プロモーション事業の一環で、教材づくりや教職員同士のネットワーク構築を目指す。
村史編集係の中田耕平さんの案内でチビチリガマ、掩体(えんたい)壕などの戦跡や、「艦砲ぬ喰ぇ残さー」歌碑、飛行場返還の碑などを巡る予定。戦争準備から戦中、戦後の基地脱却の歴史を学ぶことができる。参加費は無料だが、ユンタンザミュージアムの入場料金500円が別途必要。
事業の運営を担う、うなぁ沖縄の神山怜奈さんは「読谷の戦跡を巡ることで、沖縄戦から現在にいたるまでのつながりを実感できる」と参加を呼び掛けている。
申し込みは「御万人ぴーすふるアクション」公式ホームページから。問い合わせはうなぁ沖縄、電話050(3000)7492。
(福田修平)