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外国空手家と児童交流 南城、少林寺流拳行館


外国空手家と児童交流 南城、少林寺流拳行館 カナダのジェフリー・ヘンダーソンさん(前列右)、主席師範の久高正光さん(同左)と稽古に励む師範と子どもたち=6月26日、南城市立百名小学校体育館
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【南城】オンライン空手道大学を運営し、少林寺流拳行館空手道主席師範でもある久高正光さん(45)の下、カナダやオーストラリア、イラン、インド、中国から師範クラスの空手家がこのほど訪れ、南城市の児童らと交流した。無料体験教室を開いて地域の子どもたちに空手指導をする一方、琉球空手を通し歴史文化など体験してもらおうと企画された。
 6月21日にカナダからジェフリー・ヘンダーソンさん(60)、オーストラリアのアンドリュー・ライリーさん(40)、イランのアスラン・ハデシさん(33)、インドからゴビンド・タッカーさん(52)、中国の中谷友美さん(40)、国内東京の坂本聡さん(62)らが次々と来沖した。
 約1週間のうち、空手の体験を通して地元と交流したり、久高島に奉納演武へ訪れたりした。
 久高さんが日頃、地域の学童たちに無料体験教室を開いて指導している南城市立百名小学校体育館で、外国の師範クラスと子どもが稽古に参加して喜び合っていた。 (知花幸栄通信員)