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26人、宇宙と科学探究 名護・我部祖河老人会ツアー


26人、宇宙と科学探究 名護・我部祖河老人会ツアー 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の沖縄宇宙通信所で説明を受ける我部祖河区老人会のメンバーら=7月26日、恩納村
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 【名護・恩納】名護市我部祖河区の老人会(上間建美会長)は7月26日、会員の親睦と見聞を広げることを目的に、1996年から続く恒例の「ふれあいミニツアー」を開催した。今回は26人が参加し、恩納村の宇宙航空研究開発機構(JAXA)沖縄宇宙通信所と、沖縄科学技術大学院大学(OIST)を巡った=写真。
 沖縄宇宙通信所では、広報担当の田仲沙衣さんが通信所の役割や人工衛星の打ち上げシステムなどを説明した。参加者からは「年数が過ぎた人工衛星はどうなるのか」「いつ頃から宇宙旅行に行けるのか」など多くの質問が上がった。
 OISTで参加者らは、興味津々の様子で学内を回った。「沖縄に素晴らしい大学があり、誇りに思った」「でぃきやー(優等生)になった気分」などと笑顔で話した。
 上間会長はツアー後の懇親会で「個人ではなかなか行けない場所へ行くことができて良かった。これからも楽しい老人会活動を進めていきたい」とあいさつした。 (玉城武利通信員)